ビール好きの ビール好きによる ビール好きのための
新緑の美しい季節、荒れ地のようなうちの庭でも、日ごともりもりになっている緑に生命力を感じる今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
ゴールデンウィーク前半は、笠間のひまつりで友達のテントで手伝いをしながらビールを飲んだり、終わってホッとしてビールを飲んだり、とりあえずビールを飲んだり、
新緑の生命力はありませんが、ビールをエネルギーに日々過ごしています。
家にビールがあるとまずは飲みながら考えようかとなるので、宵越しのビールは持たないでおなじみの私、
なんとか堂々と昼間っから飲めないものかとたくらみ、まきこみ、ときふせ(そこまではしてない)、
「LOVE BEER!! 器とグラス」展
ビールにあうおつまみにあう器は私、
ビアグラスは三組のガラス作家さん 一ノ宮千佳さん、今村知佐さん、『硝子屋 PRATO PINO』さんがつくります。
松戸の人気のハンバーガー屋さんR'sさんも来てくれるとか、くれないとか、くれるとか。
以前から食べてみたかったので、すっごく楽しみ。
ビールにあうおつまみやおかずをを想像しながら、うつわを考えています。
DMには、「三大ビールのつまみ」として、唐揚げ、枝豆、もろきゅう と、主観で認定し、それにあわせた器をつくりました。
ほかにも大皿や、取り皿や、鉢や、小鉢、などいろいろつくっています。
色もいろいろ、これはなにを盛ろうかなあと想像しながら楽しんでいただけると思います。
ビール好きの ビール好きによる ビール好きのための企画展。
昼ビールのピースな空気が大好きです。
もちろんビール好きじゃない人も楽しめると思います。
私は終日飲んでいるかと思われますが、どうかあたたかい目で見てやっててください。今そのためにがんばってるので。
ご一緒に至福の時を過ごせることを楽しみに。。。肝臓の調子を整えてお越し下さいね。
これもビールにぴったりの冷奴。
お刺身をごま油と塩で和えて、薬味と一緒にのっけました。
昔行ってた新潟の居酒屋さんにあったメニュー。そこのはキムチや納豆ももりもりでした。
うつわは 黒茶おひとり万能鉢。5、5寸でひとりぶんおかずにちょうどいいサイズです。
野菜炒めとか、豚キムチとか、見た目地味なおかずもなんとなくまとまります。
ほかの色や少し縁のデザインがちがうのもあります。
お箸は、漆作家 水野谷八重さんのものです。
初めて使ったときから、とっても手になじみます。
水野谷さんも「にわのわ」に出店されます。
にわのわ
千葉に来て11年ぐらいになりますが、近くに友達や顔なじみができてきたのはまだここ3年ぐらいです。
平和で平凡な毎日が何よりありがたいことですが、生きていると想像していないことが起きる というか想像してないことだらけ。
この1年はしみじみ思ったひとも多いですよね。
私は11年前、もともと土地に縁のない千葉に来て工房を持ち、その後やっちまったと思ったり、でもなにかこれにも意味があるんじゃないかと思っていたときに、
林檎の木のKワイさんとSカモトさんに会いました。千葉じゃなく松本で。
思っていると願いが叶うっていうのもあながち嘘じゃないなあと思うのも、近くに飲み友達がほしいと思っていたらできてたり、
雑貨屋さんとかカフェとかほしいなあと思っていたら、北欧の古家具屋さんができたり、その後なくなったり、微妙にズレたりもするけど、切実にじゃなくふんわり思っているぐらいだと意外と叶うこともあるなあと思います。
クラフトフェアに出したいけど、近くにないので、出張したり、友達のところに間借りさせてもらったりしながら、近くにあったらいいのになあと思っていたら、とうとう千葉にできました。
千葉に住んでる作家さん、千葉に縁のある作家さんが集まります。夢みたい。
実行委員のみなさんありがとうございます。
震災のころからや、もう少しまえから環境のことやまわりのことを多くの人が考えるようになって、自分を育んできた土地 暮らしている土地にこだわったり、消費し続けるよりも、気に入ったものを大切に長く使うとか、直して使うことでより愛着がわくというのが、一部の人だけじゃなく徐々に広がってきているように感じます。
焼き物は使っていくうちに、色が入り、やわらかい表情になり、変化していきます。
愛情をかけると新品よりもかわいくなっていきます。
私は洗うときにありがとうって話しかけたりします。(たぶん病気じゃないです)
木や革や布もいいぐあいに変化していきます。
人間もシミが出たり、しわが出たりしていきます。
鏡を見てギョッとすることもありますが、経験して変わった自分に気づくと、年をとるのもいいなあと思ったりします。
ほんとに気に入ったものを大切に長く使って、人と一緒にものも年をとり変化していくのは素敵なことです。
にわのわがこれからも続けられるように、たくさんのひとやものとのわが広がっていきますように。
写真の木のプレートは先日林檎の木で展示されていた遠藤マサヒロさんのもの。
木は湿気を吸い取るので、トーストもパリッとしたままです。
木のいいかおりがするので、くんくんしてます。
遠藤さんもにわのわに出店されます。
みなさん ぜひぜひ いらしてください!
猫を抱いて象と泳ぐ
小川洋子さんの本。
なんて愛らしいタイトルなんでしょう。
読んでみるとその意味がわかり、もっと素敵だとわかります。
近年読んだ本で一番好きかもしれない。優しくて悲しくて美して、とっても優しい。
「小川洋子の本はなんでもおもしろい」と友人に勧められたり、映画の『博士の愛した数式』がすごくおもしろかったので、
気にはなっていたけど、ほかの作品のタイトルや装丁にあんまり魅かれず、今まで手に取らずにいました。
何かで読んだか聞いたんだったか、 「本当に寂しいときには、人は寂しいとは言わない」 という小川さんの言葉を知って、ものすごく共感してしまい、こういう感性を備えている人の書いたものを読みたいと強烈に興味がわき、図書館に行くと、タイトルも装丁も好きなこの本がありました。
少年リトルアリョーヒンとマスターの年の離れた友情の物語。リトルアリョーヒンも彼の周りの人たちもほんとうに優しい。
私は、本を読みながらあんまり映像を思い浮かべないのに、この本だけは、お菓子の甘い香りに満たされた回送バスの中でチェスをするリトルアリョーヒンとマスターの幸せな姿が頭の中にはっきりとあります。
物語に少しも余分なものがなく、すべてが美しく、意味をもってつながっている。まるでリトルアリョーヒンの棋譜のよう。
どうしてこんなに素敵な物語を紡げるんだろうとため息が出てしまう。
これからも何度も何度も読みたい本。今度は図書館じゃなく、買って読みたいと思います。
出会えてよかった。
花見川という川
うちのそばには川が流れていて、川沿いの遊歩道を散歩するのが日課になっています。
海もすぐ近くなので、夏は夕方になると、家の中まで潮のかおりが満ちてきて、幸せを感じますが、
私の好きなのは海とは反対の山側に向かって歩くコースです。(山はありませんが)
東京育ちの私には、川は柵で囲われ、ずいぶん下を細いのがちょろちょろ流れている生活と遠い存在でしたが、
花見川(山方面)は、広くて、目の高さと同じところを悠々と流れ、魚や鴨が泳いでいます。
土手には畑があり花が咲き、見通しもよく、空は広く、遊歩道の脇には桜やアジサイが植えられ、季節ごとにたくさんの花を咲かせます。こののどかな風景を歩いていると、どこか近くに旅行に来ているような感覚になります。(群馬あたり)
桜のつぼみがちゃんとついていることに安心したり、アジサイから新芽が出ていることに気づいたり、
いろんな鳥を見かけるので、『庭で楽しむ野鳥の本(原寸大)』という本と双眼鏡を買って、確認してみたり、いろんな発見があります。
遊歩道なので、たくさんの人がウォーキングやランニングをしたり、自転車で通勤通学してる人がいますが、速度も道のどっち側を通るかもそれぞれなので、歩きにくさを感じている人もいるようで、歩道沿いにある 『ゴルフしないで』などの看板の余白に、『人は右』と油性マジックで書かれているのを目にしました。
文字の達筆具合から想像すると年配の男性。(筆跡鑑定の経験はない)
そういえば私も左側を歩いていました。川を見ながら歩きたいので自然と道の左側になり、それがしっくりしていたから。
ほかのひともけっこう左側歩行のひとが多いようなので、やっぱり左側が歩きやすく、あんまり気にしていませんでしたが、
最近は、その『人は右』の文字はあらゆる看板や標識にどんどん増殖していき、達筆だった文字も殴り書きになっていき、そうとうキレてる様子が伺え、少し恐怖を感じるようになりました。
事件がおこらなければいいのですが。。。最近は右を歩いています。
ところで私は、歩きながらや、自転車に乗りながら、うたを歌っている人が好きです。
人とすれ違うときもボリュームを下げない人はもっと好きです。
あれは一人で気持ちよく歌っていたところに、向こうから人が来て今さらボリュームダウンすると、恥ずかしがってると思われるのがいやでそのまま歌っているのか、そもそも恥ずかしくさえもないのかが知りたいところですが、恥ずかしがりやの私には聞けません。
すれ違った後に、せいぜい歌が移ってるぐらいです。
先日は、人とすれ違うときにもボリュームを下げない安定感のあるおじさんと、下げないだろう朗らかなおばさんがすれ違う奇跡の瞬間に立ち会いました。
私ひとりではもったいないぐらいの貴重な体験で、その少し前から、くるぞくるぞと胸躍らせ、
その瞬間、生まれそうで生まれないハーモニー、どこまでも個人プレーの二人でしたが、とっても幸せな体験に笑顔が隠せませんでした。
ラジオ愛
仕事中はほとんどラジオをつけていますが、
日常聞いていると、その時々でハマる番組というものがでてきます。
以前は深夜に仕事することが多く、夜中の12時になる前の10分間ぐらいに「ネムーリングリング」という短い番組があって、
毎日ひとりの有名人がゲストで、おやすみ前に聴きたい一曲を選曲し、曲のあとに電話で友人を紹介し、翌日はそのひとがおすすめを選曲するというリレー形式の番組で、寝る前に聴きたいという設定なので、ゆるいまったり曲が多く、夜中の仕事のほっとするひとときになっていました。
またあるときは、深夜に小説を読む番組があって、ジャンルは現代小説から純文学からいろいろだったと思いますが、1日30分、一週間で終了するというペースで、最初は「誰に向けた番組?」と思ってましたが、深夜にたんたんとした静かな語りが心地よく、聞いているうちに小説の世界にも引き込まれ、仕事をしながら続きが気になってこの時間に合わせてお風呂で聞いてみたり、
知らず知らずに生活の一部になっていました。
しかし、必ず終わりはくるもので、それがけっこう寂しい。ちょっと仲良かった友達が転校しちゃうぐらいに寂しい。
すぐに代わりは見つからないので、しばらくは「あれ好きだったなあ、」と余韻にひたり、無常を味わいます。
今好きなのは、土曜夕方にクリスペプラー氏がゲストの人とビールを飲みながら音楽談義に花咲かせるというもの。
ゲストはミュージシャンや音楽好きの有名人で、おすすめの酒のつまみを一品持参してやってきます。
それが国技館でしか食べられない焼き鳥だったり、奥様お手製の塩辛だったり、まずはそれに関してあーだこーだ言いながら
最初に買ったレコードの話をしつつ、「これ うまいねえ」とかはさみながら、ゆるゆると音楽の話をしたり、
「この番組ほんとに飲んじゃっていいんですね」とか「もう一本いいですか?」とかそのまま入ってて、
その間もずっと後ろでは音楽が流れていて、だんだんこちらも一緒に飲んでるような気分になってきて、なんだかすごくいいんです。
番組が長く続いてくれることをとても願っています。
これはわたしの大好きおつまみ。
ブルソンのガーリック&ハーブのクリームチーズとクラッカーとビール(発泡酒)。
ですがワインのほうがやっぱりあうね。